東海理化は17日、同社が製造したトヨタ自動車「プリウス」向け後席ドアハンドルのスイッチに不具合が発生する恐れがあるとして、トヨタがリコール(回収・無償修理)を届け出たと発表した。東海理化はリコール関連費用として110億円を見積もる。関連費用を2024年3月期の営業費用として計上し、25日の決算で発表する。
リコール対象台数は約13万5千台。トヨタは「対策品の準備が整うまで、ヒューズを外してドアスイッチの作動を停止し、手動操作に限定する」としている。東海理化は「対策品の準備状況は現時点で回答できないが、トヨタと連携し対応していく」とした。
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